出典:日立平和台霊園
平和台霊園にお墓を持っていても、「継いでくれる人がいない」「実家から離れて暮らしていて、なかなかお墓参りに行けない」といった事情から、お墓の管理に不安を感じている方は少なくありません。放っておくとお墓が荒れてしまい、ご先祖様にも申し訳ない気持ちになってしまうものです。
実は墓じまいをして遺骨を新しい供養先に移すことで、こうした悩みは解決できます。この記事では、平和台霊園での墓じまいについて手続きの流れ・費用相場・知っておきたい注意点をわかりやすく紹介します。
平和台霊園にお墓をお持ちで墓じまいを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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平和台霊園とは|墓じまい前に知っておきたい基本情報

平和台霊園で墓じまいを検討するにあたり、まずは霊園の基本情報を押さえておきましょう。ここでは霊園の概要と墓所の種類について紹介します。
- 霊園の概要(所在地・運営主体・アクセス)
- 墓所の種類(有期限墓所・丘カロート墓所・規格墓所・自由墓所・永代供養塔)
参照:公益財団法人日立平和台霊園「よくある質問 Q&A」
平和台霊園の概要(所在地・運営主体・アクセス)
平和台霊園(日立平和台霊園)は、茨城県日立市諏訪町にある公益財団法人が運営する霊園です。太平洋を望む高台に位置し、自然豊かな阿武隈山地を背に、桜やツツジなど四季の風景も楽しめる立地となっています。
アクセスは、バスを利用する場合は「平和台霊園前」バス停から徒歩約2分、車を利用する場合は常磐自動車道「日立北インター」から約20分です。管理事務所は24時間365日体制で相談を受け付けており、墓じまいに関する相談もこちらの窓口が対応の起点となります。
墓所の種類(有期限墓所・丘カロート墓所・規格墓所・自由墓所・永代供養塔)
平和台霊園には複数の墓所タイプがあり、契約の仕組みによって墓じまいの進め方や考え方が異なります。どのタイプの墓所を利用しているかによって、必要な手続きや費用も変わってくるため、まずはご自身のお墓がどの区分にあたるかを確認しておくことが大切です。
主な墓所タイプは以下の通りです。
| 墓所タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 有期限墓所 | 契約時に定めた期間が満了すると、遺骨は自動的に合同供養塔へ移される。 |
| 丘カロート墓所 | 納骨堂が地上に設置されており、車椅子でも参拝しやすい構造。 |
| 規格墓所 | 決められた区画に墓石を建立するお墓。 |
| 自由墓所 | デザインや広さを希望に合わせて設計できるお墓。 |
| 永代供養塔(悠久・天空) | 霊園が永代にわたり供養を行う合祀・個別収蔵タイプの供養施設。 |
このうち規格墓所・自由墓所・丘カロート墓所は、使用者側の意思で墓じまいを進める一般的なケースにあたります。
一方で有期限墓所は、契約満了時に霊園側が責任をもって遺骨を合同供養塔へ移す仕組みのため、自主的な墓じまいとは手続きの流れが異なります。ご自身の契約内容が不明な場合は、平和台霊園の管理事務所に確認するとよいでしょう。
平和台霊園で墓じまいをする手順|4つのステップ

平和台霊園で墓じまいをする際は、決められた順序で手続きを進めなければいけません。ここでは、事前準備から新しい供養先への納骨まで、4つのステップに分けて紹介します。
- 事前準備|親族への相談と新しい受入先の決定
親族間でしっかり話し合い、遺骨の新しい受け入れ先(永代供養墓・納骨堂・樹木葬・散骨・手元供養など)を決めます。受入先が決まったら「受入証明書」を発行してもらいましょう。 - 行政手続き|改葬許可申請の流れ
平和台霊園の管理事務所で「埋蔵証明書」を発行してもらい、日立市の窓口で「改葬許可申請書」に必要事項を記入します。受入証明書・埋蔵証明書などを添えて提出し、「改葬許可証」の交付を受けます。 - 現地での作業|閉眼供養・遺骨の取り出し・墓石の撤去
菩提寺による「閉眼供養(魂抜き)」を行った後、石材店に依頼して遺骨を取り出し、墓石を撤去します。撤去後は区画を更地にして、平和台霊園に返還します。 - 新しい供養先への納骨
取り出した遺骨を、あらかじめ決めておいた新しい供養先へ納めます。これですべての手続きが完了です。
この手順は、永代使用墓所(規格墓所・自由墓所・丘カロート墓所)の場合、または有期限墓所を契約期間中に自主的に墓じまいする場合の流れです。有期限墓所で契約満了を待つ場合は、霊園側が対応するため手続きは不要です。
平和台霊園での墓じまいは、親族間の合意形成から新しい供養先への納骨まで、いくつかの段階を踏んで進める必要があります。あわてて決める必要はありませんが、無縁化を避けるための有効な選択肢として、早めに検討を始めておくと安心です。
参照:厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律の概要」
平和台霊園の墓じまいにかかる費用相場

平和台霊園で墓じまいをする際は、行政手続きから新しい供養先の選択まで、複数の費用がかかります。ここでは費用の内訳と墓所タイプ別のおおよその目安を紹介します。
- 費用の内訳(行政手数料・閉眼供養料・墓石撤去費・新しい供養先の費用)
- 墓所タイプ別の費用目安(規格墓所/自由墓所)
それぞれの内容を順番に見ていきましょう。
費用の内訳(行政手数料・閉眼供養料・墓石撤去費・新しい供養先の費用)
墓じまいの費用は、大きく分けて4つの項目から構成されています。それぞれの費用は墓地の立地条件や墓石の量、選ぶ供養先によって変動するため、事前に見積もりを取って確認しておくと安心です。
| 費目 | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 行政手数料 | 改葬許可申請にかかる手数料 | 数百円程度(自治体により異なる) |
| 閉眼供養料(お布施) | 菩提寺への謝礼 | 3万円〜5万円程度(寺院により異なる) |
| 墓石撤去費 | 石材店による墓石の撤去・区画の整地 | 1㎡あたり10万円前後 |
| 新しい供養先の費用 | 永代供養墓・納骨堂・散骨など、選ぶ供養先による | 数万円〜数十万円 |
墓じまいの費用は、行政手数料のような数百円単位のものから、墓石撤去費のように区画の広さによって数十万円単位で変わるものまでさまざまです。総額を把握するためには、複数の業者から見積もりを取り、内訳を比較することをおすすめします。
参照:一般社団法人日本石材産業協会「墓石工事契約等ガイドライン」
独立行政法人国民生活センター「墓・葬儀サービス」
墓所タイプ別の費用目安(規格墓所/自由墓所)
平和台霊園は墓所タイプごとに区画の広さや墓石の規模が異なるため、墓じまいにかかる総費用にも差が出ます。
以下は、一般的な墓石撤去費用の相場(1㎡あたり10万円前後)をもとに算出した目安であり、実際の工事内容によって変動します。
| 墓所タイプ | 区画の広さ目安 | 墓じまい総費用の目安 |
|---|---|---|
| 規格墓所 | 5㎡ | 約40万円〜60万円 |
| 自由墓所 | 6㎡〜 | 約60万円〜100万円以上 |
規格墓所・自由墓所は、区画が広く墓石の量も多くなる傾向があるため、撤去費用も高くなりやすいです。
なお、有期限墓所は契約満了時に霊園側が合同供養塔へ遺骨を移す仕組みのため、契約満了を待つ場合は使用者側の費用負担は原則発生しません。契約期間中に自主的に墓じまいを行いたい場合の可否や費用については、平和台霊園に個別の確認が必要です。
平和台霊園ならではの注意点|有期限墓所と永代使用墓所の違い

平和台霊園で墓じまいを検討する際は、まずご自身のお墓がどの契約タイプにあたるかを確認しておく必要があります。平和台霊園には「有期限墓所」と、規格墓所・自由墓所・丘カロート墓所のような「永代使用墓所」があり、この2つでは墓じまいの進め方が大きく異なるためです。
有期限墓所は、契約時に定めた期間(7〜30年)が満了すると、霊園側が責任をもって遺骨を合同供養塔「とわの供養塔」へ移す仕組みになっています。そのため、契約満了を待つのであれば、使用者側が改葬許可申請などの手続きを行う必要はありません。
契約期間中に自主的に墓じまいをしたい場合や、永代供養塔「悠久」「天空」への納骨を希望する場合は、平和台霊園の管理事務所に個別に確認する必要があります。
永代使用墓所(規格墓所・自由墓所・丘カロート墓所)は、期間の定めがないぶん、墓じまいをするかどうか、いつ行うかはすべて使用者側の判断に委ねられています。継承者がいなくなる前に、早めに方針を決めておくことが大切です。
| 墓所タイプ | 契約期間 | 墓じまいの進め方 |
|---|---|---|
| 有期限墓所 | 7〜30年の有期契約 | 契約満了時に霊園側が自動的に合祀。契約期間中の自主的な墓じまいの可否は要確認。 |
| 永代使用墓所(規格墓所・自由墓所・丘カロート墓所) | 期間の定めなし | 使用者の判断で改葬許可申請から進める。 |
ご自身の契約内容が有期限墓所か永代使用墓所か不明な場合は、平和台霊園の管理事務所に問い合わせて確認しましょう。
参照:公益財団法人日立平和台霊園「よくある質問 Q&A」
墓じまい後の新しい供養先の選び方

墓じまいをした後の遺骨は、新しい形で供養する必要があります。ここでは、代表的な供養方法の特徴を紹介します。
- 永代供養墓
- 納骨堂
- 樹木葬・散骨
- 手元供養
- 平和台霊園への改葬(他の墓所タイプへの移行)
それぞれの特徴を見ていきましょう。
永代供養墓
永代供養墓とは、寺院や霊園が遺骨の管理・供養を永続的に引き受けてくれるお墓です。継承者を必要としないため、「子どもに負担をかけたくない」「お墓を継ぐ人がいない」という方に選ばれています。
個別に墓石を建てる一般墓と比べて費用を抑えやすく、平和台霊園にも永代供養塔「悠久」「天空」が用意されています。一定期間は個別に安置され、その後合祀される形式が一般的です。合祀後は他の方の遺骨と一緒になるため、個別にお参りしたい気持ちが強い方は、事前に安置期間や供養の形式を確認しておくと安心です。
納骨堂
納骨堂とは、屋内の収蔵棚に遺骨を安置する施設です。天候に左右されずお参りできることや、屋外のお墓に比べて掃除や草むしりなどの管理の手間がかからない点が魅力です。
ロッカー式・仏壇式・自動搬送式などタイプはさまざまで、費用や収蔵できる人数も施設によって異なります。都市部を中心に増えており、遠方に暮らす家族がアクセスしやすい場所を選べる点も、選ばれる理由の一つです。
樹木葬・散骨
樹木葬は、墓石の代わりに樹木や花に囲まれた場所で遺骨を供養する方法です。自然に還るイメージを大切にしたい方に選ばれており、納骨堂や永代供養墓と同様に管理の負担が少なくなります。
散骨は、遺骨を粉末状にして海などにまく供養方法で、費用を抑えやすい選択肢の一つです。ただし、散骨には周囲への配慮やマナーが求められるため、専門の代行業者に依頼するのが安心です。
どちらの方法も、お墓という「残すもの」がなくなるため、事前に親族間でよく話し合っておくことをおすすめします。
参照:厚生労働省「散骨に関するガイドライン」
手元供養
手元供養とは、お墓を設けずに遺骨の一部または全部を自宅で保管しながら供養する方法です。遺骨をペンダントや小さな骨壺に納めて身近に置くことで、故人を近くに感じながら過ごせます。
多くの場合、遺骨の一部を手元供養用に残し、残りは永代供養墓や散骨など他の方法と組み合わせて供養します。手元供養だけで完結させる方は少なく、いずれ供養先を決める必要がある点は押さえておきましょう。また、中には手元供養に抵抗を感じる方もいるため、事前の合意形成が欠かせません。
平和台霊園への改葬(他の墓所タイプへの移行)
「墓じまい=他の霊園や寺院に移ること」とは限りません。平和台霊園では、空き区画があれば同じ霊園内で遺骨を改葬することも可能です。規格墓所・自由墓所から永代供養塔「悠久」「天空」へ移せるかどうかは墓所の状況によって異なるため、平和台霊園へ確認しましょう。
慣れ親しんだ霊園を離れずに、管理の負担が少ない供養方法へ切り替えたい場合は、この方法も検討する価値があります。詳しくは平和台霊園の管理事務所に相談してみましょう。
平和台霊園の墓じまいに関するよくある質問
ここでは、平和台霊園での墓じまいに関してよく寄せられる質問にお答えします。
- 平和台霊園の墓じまいはどこに相談すればいい?
- 墓じまいの費用はどれくらいかかる?
- 改葬許可証はどこで発行してもらえる?
- 墓じまいにかかる期間はどれくらい?
- 有期限墓所も自分で墓じまいできる?
- 遠方に住んでいても墓じまいはできる?
- 墓じまい後にお墓参りはできなくなる?
- 墓じまいをせず放置するとどうなる?
相談窓口・費用・手続き・供養の続け方まで、墓じまいを検討する際に気になりやすいポイントをまとめました。順番に見ていきましょう。
平和台霊園の墓じまいはどこに相談すればいい?
まずは平和台霊園の管理事務所に相談しましょう。24時間365日対応しており、契約内容の確認や埋蔵証明書の発行について案内してもらえます。行政手続きは日立市の窓口、石材店選びや供養先探しは専門業者への相談もおすすめです。
墓じまいの費用はどれくらいかかる?
規格墓所で約40万円〜60万円、自由墓所で約60万円〜100万円以上が目安です。行政手数料・閉眼供養料・墓石撤去費・新しい供養先の費用を合わせた金額で、区画の広さや選ぶ供養先によって変動します。複数社から見積もりを取って比較しましょう。
改葬許可証はどこで発行してもらえる?
平和台霊園がある日立市の窓口で発行してもらいます。平和台霊園から「埋蔵証明書」、新しい受入先から「受入証明書」を取得したうえで申請します。戸籍謄本など追加書類が必要な場合もあるため、事前に窓口へ確認しておくと安心です。
墓じまいにかかる期間はどれくらい?
親族間の話し合いから納骨完了まで、一般的には数ヶ月程度かかります。菩提寺との日程調整や石材店の予約状況によっても変動するため、お盆やお彼岸などの繁忙期を避け、余裕を持ったスケジュールで進めるのがおすすめです。
有期限墓所も自分で墓じまいできる?
契約満了を待つのであれば、霊園側が自動的に合祀するため手続きは不要です。契約期間中に自主的に墓じまいをしたい場合や、永代供養塔への納骨を希望する場合の対応可否は公式には明示されていないため、まずは管理事務所に確認しましょう。
遠方に住んでいても墓じまいはできる?
可能です。相談や書類のやり取りは郵送・電話で対応できる場合が多く、現地作業は石材店に依頼できます。ただし、閉眼供養の立ち会いなど現地対応が必要な場面もあるため、帰省のタイミングと合わせてスケジュールを組むとよいでしょう。
墓じまい後にお墓参りはできなくなる?
新しい供養先でお参りを続けられます。永代供養墓や納骨堂であればこれまでと同じように、合祀タイプでは合同供養祭に参加する形でお参りできます。手元供養であれば、自宅で日常的に故人を偲ぶことも可能です。
墓じまいをせず放置するとどうなる?
管理料の未払いが続くなど一定の条件を満たすと、無縁墓として扱われ合祀される可能性があります。継承が難しいと感じた時点で早めに検討することが、ご先祖様への供養にもつながります。
まとめ
平和台霊園での墓じまいは、親族への相談から始まり、改葬許可申請・閉眼供養・墓石の撤去を経て、新しい供養先への納骨で完了します。有期限墓所か永代使用墓所かによって進め方が異なる点も、事前に確認しておきたいポイントです。
費用は墓所タイプによって幅がありますが、複数の見積もりを比較することで安心して進められます。手続きの順序や必要書類は多岐にわたるため、わからない点はそのままにせず、早めに確認しておくことが後々の負担を減らすことにつながるでしょう。
「笑顔の墓じまい」では、こうした墓じまいの手続きや供養先選びについてのご相談も承っております。継承者や維持管理に不安を感じたときが、検討を始めるよい機会です。無理のないペースでご家族にとって納得のいく供養の形を見つけてください。
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- 全国対応、遠方のお墓じまいも安心
- 寺院との交渉・行政手続きをトータルサポート
- 樹木葬・永代供養墓・海洋散骨・納骨堂など、改葬先のご提案も可能
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