北海道にあるお墓を継ぐ人がいなくなり、墓じまいを考え始めたものの、どの業者に頼めばいいのか・費用がいくらかかるのか分からず不安ではありませんか?積雪の多い北海道では、工事の時期や業者選びにも独自の事情があります。
実は、地域の事情に詳しい業者を選び、費用相場や手続きの流れを事前に押さえておけば、無理なく落ち着いて準備を進められます。
この記事では、北海道の墓じまいでおすすめの業者3選と、費用の相場・手続きの流れ・補助金情報を分かりやすく紹介します。北海道でお墓じまいを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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北海道の墓じまいは何が違う?知っておきたい3つの特徴

北海道の墓じまいは、他の地域と手続き自体は大きく変わりませんが、気候や地理的な条件による独自の事情があります。ここでは押さえておきたい3つの特徴を紹介します。
- 冬季は積雪・凍結で工事ができない時期がある
- 実家が北海道、本人は道外に住んでいるケースもある
- 主要都市によって窓口や市営霊園の有無が異なる
それぞれ順番に見ていきましょう。
冬季は積雪・凍結で工事ができない時期がある
北海道は積雪寒冷地域のため、屋外での墓石解体・撤去工事は冬季に大幅に少なくなります。改葬許可証が発行されたあとも、積雪や地面の凍結の影響で作業が難しくなるため、工事は春から秋にかけて行うのが一般的です。
墓じまいを思い立ってから冬にかかってしまうと、着工まで数か月待つことになる場合もあります。時期によっては石材店のスケジュールが埋まりやすくなるため、早めに相談しておくと安心です。
実家が北海道、本人は道外に住んでいるケースもある
総務省の住民基本台帳人口移動報告によると、北海道は例年、道外への転出者が転入者を上回る「転出超過」の状態が続いています。進学や就職を機に道外へ移り住み、実家のお墓だけが北海道に残っているという方も多いです。
現地に頻繁に足を運べない場合でも、書類の郵送対応や写真・動画での現地確認など、遠方からでも進められる方法があります。
主要都市によって窓口や市営霊園の有無が異なる
札幌市・旭川市・函館市・帯広市・釧路市など、北海道内の主要都市では、改葬許可申請の窓口や市営霊園の有無・設備が異なります。
例えば札幌市には、平岸霊園・里塚霊園・手稲平和霊園の3つの市営霊園があり、平岸霊園には合同納骨塚が用意されています。一方で、市営霊園がない、または合祀の受け入れを行っていない自治体があるのも実情です。
お墓がある市区町村によって選べる選択肢が異なるため、まずはお墓がある自治体の窓口に確認しておくとよいでしょう。
参照:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」
北海道の墓じまいにかかる費用の内訳と相場

北海道の墓じまいでは、墓石の撤去費用に加えて閉眼供養のお布施や離檀料、行政手続きの費用などが必要になります。ここでは費用の内訳とそれぞれの目安をまとめて紹介します。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 墓石の解体・撤去費用 | 10万円〜30万円程度 |
| 閉眼供養のお布施 | 3万円〜10万円程度 |
| 離檀料 | 5万円〜20万円程度 |
| 行政手続きの費用 | 無料〜数百円程度 |
墓石の解体・撤去費用
墓石の解体・撤去費用は、面積1㎡あたり6万円台〜10万円程度が目安とされており、一般的な区画(1〜2㎡程度)では10万円〜30万円程度になることが多いです。重機が入りにくい立地や、墓石の量・高さによっては、追加費用がかかることもあります。
北海道では、積雪や地面の凍結の影響で冬季の工事が難しく、春から秋にかけて依頼が集中しやすい傾向があります。着工時期によっては見積もりや工事のスケジュールが混み合うこともあるため、早めに複数の石材店から見積もりを取っておくと安心です。
見積書に運搬費や処分費、整地費用が含まれているかどうかも、あわせて確認しておきたいポイントです。
閉眼供養のお布施
墓石の撤去前には僧侶に読経してもらい、お墓に宿るとされる魂を抜く「閉眼供養」を行うのが一般的です。お布施の目安は3万円〜10万円程度とされています。
お布施のほかに、僧侶へのお車代や御膳料が別途必要になる場合もあります。「お気持ちで」と案内されて金額に迷うときは、遠慮せずに目安を尋ねても失礼にはあたりません。
菩提寺との付き合いが長い場合や、これまでお世話になった度合いによって、金額を上乗せする方もいるようです。無理のない範囲で感謝の気持ちを込めて準備することが大切です。
離檀料
離檀料は、5万円〜20万円程度を目安とする例が多く見られますが、寺院との関係性や地域によって差があります。
離檀料自体は法律で定められたものではなく、これまでお世話になったことへの感謝を示す意味合いが強いです。あらかじめ相場を把握したうえで、寺院と丁寧に話し合う姿勢が、円満な離檀につながります。
もし相場を大きく超える金額を提示された場合は、その場で即決せず、一度持ち帰って親族や専門家に相談することをおすすめします。
行政手続きの費用
行政手続きの費用は、改葬許可証の申請にかかる手数料が中心で、自治体によって無料の場合と数百円程度の手数料がかかる場合があります。
北海道内でも、旭川市・函館市・釧路市・美唄市・砂川市・室蘭市など、多くの市区町村がそれぞれ独自の窓口で改葬許可申請を受け付けています。申請書の様式や必要書類は自治体ごとに異なるため、事前にお墓がある自治体の窓口へ確認しておくと安心です。
このほか、現在のお墓の管理者から発行してもらう埋蔵証明書や、改葬先から受け取る受入証明書の発行に、別途費用がかかる場合もあります。
北海道の墓じまいで使える補助金・助成制度はある?

墓じまいの費用は決して安くないため、自治体の補助金・助成制度を活用できないか気になる方も多いでしょう。ここでは、北海道内の補助金の現状を紹介します。
- 苫小牧市には墓地返還を支援する制度がある
- 苫小牧市以外の自治体には現状補助金がない
苫小牧市には墓地返還を支援する制度がある
苫小牧市では、墓地を返還する際に使える2つの支援策が案内されています。
1つは、市営の高丘霊園・高丘第二霊園について、使用許可から2年以内に墓地を返還した場合、使用料の半額が還付される制度です。
もう1つは、墓じまい費用をローンで工面した場合に、利子・信用保証料を最大5万円まで助成する「墓所返還支援事業」です。この制度は過去に期間限定で実施されていたもので、対象となる方は苫小牧市環境衛生部環境生活課に問い合わせて、現在の内容を確認しておくと安心です。
苫小牧市以外の自治体には現状補助金がない
北海道内で、墓じまいそのものに対する補助金制度が確認できるのは苫小牧市のみです。札幌市をはじめ、他の多くの市町村ではこうした補助金制度はありません。
補助金が利用できない場合でも、合祀墓や分骨を活用したり、複数の石材店から見積もりを取って比較したりすることで、費用を抑えられる場合があります。
墓じまい後の納骨先ごとの費用を比較

北海道の墓じまいでは、ご遺骨をどこに納めるかによって費用が大きく変わります。ここでは、合祀墓・個別の永代供養墓・樹木葬など、主な納骨先ごとの費用の目安を紹介します。
- 合祀墓・合葬墓(市営霊園の合同納骨塚を含む)
- 個別の永代供養墓・納骨堂
- 樹木葬・散骨・手元供養
合祀墓・合葬墓(市営霊園の合同納骨塚を含む)
合祀墓・合葬墓は、他の方の遺骨とともに埋葬される供養方法で、費用は3万円〜30万円程度が目安です。個別の墓石を用意する必要がないため、永代供養の中でも費用を抑えやすい選択肢とされています。
札幌市の平岸霊園には合同納骨塚があり、市営霊園を改葬先として活用できるケースもあります。ただし、すべての市区町村に同様の設備があるわけではないため、事前にお墓がある自治体や霊園に確認しておくとよいでしょう。
一度合祀すると遺骨を取り出すことができなくなる点には注意が必要です。将来的に分骨や改葬を考える可能性がある場合は、一定期間は個別に安置し、その後合祀に切り替えるプランを用意している霊園・寺院もあります。
個別の永代供養墓・納骨堂
個別の永代供養墓や納骨堂は、一定期間は個別のスペースで遺骨を管理してもらえる供養方法です。費用は種類によって異なり、目安は以下のとおりです。
| 種類 | 費用の目安 |
|---|---|
| 個別の永代供養墓 | 30万円〜150万円程度 |
| 納骨堂 | 10万円〜150万円程度 |
屋内型の納骨堂は、天候や積雪に左右されずお参りできる点が特徴で、冬の期間が長い北海道では特に選ばれやすい傾向があります。永代供養墓は、契約時に定めた期間が過ぎると合祀に移行するタイプが多いです。
樹木葬・散骨・手元供養
樹木葬・散骨・手元供養は、従来のお墓にとらわれない供養方法として選ばれることが増えています。費用の目安は以下のとおりです。
| 供養方法 | 費用の目安 |
|---|---|
| 樹木葬 | 5万円〜100万円程度 |
| 海洋散骨 | 3万円〜70万円程度 |
| 手元供養 | 数千円〜50万円程度 |
樹木葬は、自然に還るイメージから人気が高まっています。散骨には法律上の明確な規定はありませんが、自治体や地域が独自のルールを設けている場合があるため、実績のある業者に相談すると安心です。
手元供養は、ミニ骨壷やアクセサリーなどに遺骨の一部を納めて、自宅で身近に故人を偲べる方法として支持されています。
北海道の墓じまいの流れ|7つのステップ

北海道の墓じまいは、他の地域とほぼ同じ流れで進みますが、工事の時期には注意が必要です。ここでは代表的な7つのステップを紹介します。
- 家族・親族の意向を確認する
墓じまいはご先祖様の供養や相続にも関わる重要な決断です。一人で決めてしまうと、後になって親族間の意見の食い違いが表面化することもあるため、早い段階で話し合いの場を持っておきましょう。特に遠方に住む親族がいる場合は、早めに連絡を取っておくと安心です。 - 改葬先を選定する
合祀墓・永代供養墓・樹木葬など、遺骨の納め先にはいくつかの選択肢があります。費用や立地だけでなく、お参りのしやすさも含めて家族が納得できる先を選びましょう。 - 菩提寺に相談する
墓じまいの意向を菩提寺に伝え、閉眼供養の日程や、これまでのお付き合いに対する気持ちの示し方について相談します。突然離檀を切り出すのではなく、感謝の気持ちとともに丁寧に伝えることが円満な進行につながります。 - 必要書類をそろえて改葬許可を申請する
現在のお墓がある市区町村の窓口へ、埋蔵証明書などをそろえて改葬許可を申請します。書式や必要書類は自治体によって異なるため、あらかじめ窓口へ問い合わせておくと二度手間を防げます。 - 石材店を手配する
墓石の解体・撤去を行う石材店を選び、見積もりを比較したうえで工事日程を決めます。北海道では、積雪の時期を避けて春から秋に工事を組むケースが多いため、早めの手配がおすすめです。 - 閉眼供養を営む
墓石の撤去前に、菩提寺の僧侶に閉眼供養を営んでもらい、ご遺骨を丁寧に取り出します。当日は僧侶へのお布施のほか、お車代を用意しておくと安心です。 - 改葬先へご遺骨を納める
取り出したご遺骨を、あらかじめ決めておいた改葬先へ納めることで、一連の墓じまいが完了します。納骨先によっては別途法要が必要になる場合もあるため、あわせて確認しておきましょう。
全体を通して見ると、北海道ならではの工夫が必要になるのは主に石材店の手配時期であり、それ以外は落ち着いて一つずつ進めていけば問題ありません。
遠方(道外)在住でも進められる?北海道の墓じまい3つのポイント

実家のお墓が北海道にあり、ご自身は道外に住んでいるという方も少なくありません。ここでは、現地に頻繁に行けない場合でも進めやすくする3つのポイントを紹介します。
- 郵送での手続きに対応している自治体もある
- 現地確認は写真・動画で代替できる
- 冬季を避けて工事スケジュールを組む
郵送での手続きに対応している自治体もある
改葬許可申請の書類は、自治体によって郵送での提出に対応しているところもあります。事前に窓口へ確認し、必要書類を郵送でやり取りできるかどうかを聞いておくと、来道の回数を減らせます。
埋蔵証明書は現在のお墓の管理者から発行してもらう必要があるため、菩提寺や霊園にも郵送対応が可能かあわせて確認しておくとスムーズです。
現地確認は写真・動画で代替できる
墓石の解体・撤去や閉眼供養の日程は、現地の石材店や菩提寺と電話・メールで相談しながら決めることもできます。
石材店を選ぶ際は、現地調査や工事の様子を写真・動画で共有してくれるところを選ぶと、道外からでも状況を確認しやすいでしょう。見積書や完成報告書をスマートフォンで受け取れる業者もあるため、事前に対応可否を聞いてください
冬季を避けて工事スケジュールを組む
北海道の冬季は積雪や凍結により工事が難しくなるため、道外から日程を調整する場合は、あらかじめ工事が可能な時期を石材店に確認しておくことが大切です。
帰省のタイミングに合わせて工事や法要の日程を組みたい場合は、繁忙期に予約が埋まってしまうこともあるため、早めに相談しておくと安心です。何度も現地に足を運ぶのが難しい場合は、現地調査から手続き代行まで対応してくれる墓じまいの専門業者に相談する方法もあります。
北海道の墓じまい業者おすすめ3選
北海道で墓じまいを頼む先は2種類です。ひとつは自社で解体・撤去工事を行う石材店、もうひとつは工事を提携店に発注しつつ改葬許可申請や離檀交渉まで引き受ける代行サービス。
ここでは、対応エリアや実績、料金の分かりやすさをもとに厳選したおすすめの3社を紹介します。
- 笑顔の墓じまい(全国対応・代行サービス)
- 昭光石材店(札幌市南区・自社施工)
- 木下石材興研(札幌市南区・自社施工)
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
笑顔の墓じまい|149,000円から、全国どこのお墓でも現地に行かずに完結

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社 Eterna Asset Management |
| 区分 | 墓じまい代行(提携施工班が工事) |
| 基本料金 | 149,000円〜(税込・0〜2㎡未満) |
| 対応エリア | 全国(町田市を含む) |
| 対応範囲 | 墓石の撤去・処分/行政手続きサポート/寺院とのやり取り/遺骨の取り出し |
| 改葬先の提案 | 樹木葬・永代供養墓・納骨堂・海洋散骨・一般墓 |
| 相談・見積り | 無料 |
| 電話 | 03-6821-7962(土日祝休み) |
お墓をお住まいの地域、地方から片付けようとすると、現地との往復だけで何度も休みが消えてしまいます。
「笑顔の墓じまい」は、その往復をゼロにする墓じまい代行サービスです。全国に提携施工班を配置しているため、依頼者が現地に立ち会う必要はなく、手続きは電話とオンラインで完結します。
料金は0〜2㎡未満で149,000円(税込)から。墓石の撤去・処分に加え、改葬許可申請のサポート、寺院とのやり取り、遺骨の取り出しまでが基本料金に含まれます。
住職への切り出し方が分からない、離檀料を求められたらどうするか不安——そうした交渉も、実績のある墓じまい業社と提携して代行します。撤去後の行き先も、樹木葬・永代供養墓・納骨堂・海洋散骨から提案可能です。見積もり・相談は無料。まずは現状を話すだけでも構いません。
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昭光石材店
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社 昭光石材店 |
| 区分 | 石材店(自社施工) |
| 基本料金 | 1㎡あたり7万円〜15万円程度(目安) |
| 対応エリア | 札幌市内全区・江別市・北広島市・石狩市・小樽市など |
| 対応範囲 | 墓石建立・墓石修理・お墓じまい・改葬手続きサポート |
| 相談・見積り | 無料 |
| 電話 | 0120-22-4050(9:00〜17:00、水曜定休) |
昭光石材店は、札幌市内および近郊エリアを同一価格で対応しており、料金の見通しを立てやすい点が特徴です。里塚霊園や滝川市・美唄市など道内各地での墓じまい実績を公開しており、遠方の実家墓じまいにも慣れています。
現地への立ち会いが難しい場合も、電話やメールでのやり取りだけで見積りから工事完了まで進められる体制が整っています。
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木下石材興研
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 有限会社 木下石材興研 |
| 区分 | 石材店(自社施工) |
| 基本料金 | 非公開(現地確認のうえ見積り) |
| 対応エリア | 札幌市南区を中心とした札幌市内・近郊 |
| 対応範囲 | 墓石建立・墓リフォーム・墓じまい・改葬 |
| 相談・見積り | 無料 |
| 電話 | 0120-14-1482/011-591-7716(8:00〜17:00、不定休) |
創業から60年以上にわたり札幌市南区を拠点とし、積雪や凍結といった北海道ならではの施工条件を踏まえた対応を続けてきた石材店です。現地確認では墓地の立地条件や通路幅、基礎の状態まで細かく確認したうえで見積りを提示してくれます。
墓じまいだけでなく、その後の納骨堂や新しい墓所への移転についても相談できる点が心強いポイントです。「まだ気持ちが固まっていない」という段階からの相談にも対応しているため、はじめて墓じまいを検討する方にも向いています。
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費用トラブルを防ぐための注意点

北海道の墓じまいでは、離檀料や工事費用をめぐるトラブルが起こることもあります。
- 見積もりを比較して費用トラブルを防ぐ
- 高額請求をされたときは即決しない
ここでは、円満に墓じまいを進めるために押さえておきたい2つの注意点を紹介します。
見積もりを比較して費用トラブルを防ぐ
墓石の撤去費用は、石材店によって金額に差があるため、複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。目安として、2〜3社程度から見積もりを取ると、費用相場や作業内容の違いがわかりやすいです。
見積書には、解体費・運搬費・処分費・整地費用など、作業内容ごとの内訳が明記されているかを確認しましょう。内訳が曖昧なまま契約すると、工事後に追加費用を請求されるケースもあるようです。
北海道では現地に足を運びにくい方も多いため、写真や動画で現地調査の様子を共有してくれる業者を選ぶと、内容を確認しながら比較しやすくなります。
高額請求をされたときは即決しない
離檀料として相場を大きく超える金額を提示された場合は、その場で支払いを約束せず、一度持ち帰って検討することが大切です。離檀料は法律で定められたものではなく、寺院との話し合いで金額を決めるのが基本です。
納得できない場合は、これまでの感謝の気持ちを伝えたうえで、無理のない範囲での支払いを相談してみましょう。話し合いが難しいときは、行政書士や墓じまいの専門業者など、第三者に間に入ってもらう方法もあります。
やり取りの内容は、日付や金額をメモに残しておくと、後から状況を振り返りやすくなります。
墓じまいの費用を抑える方法

墓じまいの費用は、供養方法の選び方や制度の活用によって抑えられる場合があります。ここでは、代表的な3つの方法を紹介します。
- 合祀墓や分骨を活用する
- 複数の石材店から見積もりを取って比較する
- 苫小牧市の墓地返還支援策を確認する
合祀墓や分骨を活用する
合祀墓は、個別に墓石を用意する必要がないため、永代供養墓の中でも費用を抑えやすい方法です。すべての遺骨を合祀するのではなく、一部を手元供養用に分骨して残りを合祀墓に納めることで、供養の形を保ちながら費用を調整することもできます。
分骨には分骨証明書が必要になるため、事前に石材店や寺院に相談しておくとスムーズです。
複数の石材店から見積もりを取って比較する
墓石の解体・撤去費用は石材店によって差があるため、複数社から見積もりを取って比較するだけで、総額を抑えられることがあります。金額だけでなく、対応の丁寧さや実績も含めて選ぶと、無理のない範囲で任せられる石材店が見つかりやすくなります。
地域や供養方法を問わず使える方法なので、まずはここから着手するとよいでしょう。
苫小牧市の墓地返還支援策を確認する
苫小牧市の高丘霊園・高丘第二霊園を利用している方は、使用許可から2年以内に墓地を返還すると使用料の半額還付を受けられるため、墓じまいのタイミングを早める判断材料になります。
ローンの利子・信用保証料を助成する制度についても、現在の実施状況を含めて苫小牧市環境衛生部環境生活課(電話:0144-32-6333)へ直接問い合わせておくと、対象条件や申請の流れを具体的に把握できます。
市外にお墓がある方も、居住する自治体に同様の支援策がないか、あわせて確認しておくと安心です。
北海道の墓じまいに関するよくある質問
北海道の墓じまいでは、費用・補助金・冬の工事事情・手続きについて疑問を持つ方が少なくありません。ここでは、特によく寄せられる8つの質問にわかりやすくお答えします。
- 北海道の墓じまい費用相場はいくらですか?
- 北海道で使える補助金はありますか?
- 冬でも墓じまいの工事はできますか?
- 実家が北海道で自分は道外に住んでいますが、進められますか?
- 改葬許可申請は自分でできますか?
- 離檀料は必ず払わないといけませんか?
- 札幌市営霊園に合祀してもらうことはできますか?
- 墓じまいの相談は誰にすればいいですか?
順番にお答えします。
北海道の墓じまい費用相場はいくらですか?
墓石の解体・撤去10万円〜30万円程度、閉眼供養のお布施3万円〜10万円程度、離檀料5万円〜20万円程度、行政手続き無料〜数百円程度が目安です。納骨先によっては別途150万円程度かかることもあります。
北海道で使える補助金はありますか?
苫小牧市の市営霊園では、墓地返還に関する支援策が案内されています。詳しくは市の窓口に確認しましょう。それ以外の地域では、合祀墓や分骨、見積もり比較で費用を抑える方法をおすすめします。
冬でも墓じまいの工事はできますか?
積雪や凍結の影響で冬季の工事は難しく、春から秋が一般的です。冬は工事以外の準備を先に進めておくとスムーズです。
実家が北海道で自分は道外に住んでいますが、進められますか?
可能です。改葬許可申請は郵送対応の自治体もあり、石材店・菩提寺とのやり取りも電話やメール、写真・動画で進められます。
改葬許可申請は自分でできますか?
自分で行えます。申請書・埋蔵証明書・受入証明書が必要で、手数料や様式は自治体ごとに異なります。
離檀料は必ず払わないといけませんか?
法律上の義務はなく、感謝を示す慣習です。相場は5万円〜20万円程度で、高額な提示があれば即決せず持ち帰りましょう。
札幌市営霊園に合祀してもらうことはできますか?
平岸霊園には合同納骨塚があり利用できる場合があります。設備は霊園により異なるため、事前確認が必要です。
墓じまいの相談は誰にすればいいですか?
閉眼供養・離檀料は菩提寺、撤去は石材店、申請は自治体窓口が相談先です。全体を任せたい場合は「笑顔の墓じまい」のような専門業者への相談もおすすめです。
まとめ
北海道の墓じまいは、他の地域と手続きの流れ自体はほぼ同じですが、積雪や凍結の影響で工事が春から秋に限られる点に注意が必要です。
費用は墓石の撤去費用や閉眼供養のお布施、離檀料などを合わせて数十万円規模になることが多く、納骨先によってはさらに費用が変わります。苫小牧市では墓地の使用料還付などの支援策が案内されていますが、それ以外の地域では合祀墓や分骨の活用、複数の石材店からの見積もり比較で費用を抑えられる場合があります。
慣れない手続きも多いため、不安なときは一人で抱え込まず、菩提寺や専門家に相談しながら大切なご先祖様の供養の形を丁寧に決めていきましょう。
「笑顔の墓じまい」では、経験豊かなお墓の専門家が費用の見積もりから手続き、改葬先選びまでトータルでサポートしています。道外にお住まいで現地に足を運びにくい方も、写真や電話でのやり取りを中心に相談を進められます。
北海道の墓じまいでお悩みの方は、まずは「笑顔の墓じまい」にお気軽にご相談ください。
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