浄土真宗のお墓を継ぐ人がいなくなり、墓じまいを考え始めたものの、お布施や離檀料の相場が分からず足踏みしていませんか。
浄土真宗には独自の考え方があり、費用の内訳やお布施の相場も一般的な墓じまいとは異なる点があります。
事前に流れと費用相場を押さえておけば、思わぬトラブルを避けながら落ち着いて準備を進められるでしょう。
この記事では、浄土真宗の墓じまいにかかる費用の内訳・相場から、具体的な流れや注意したいポイントまで分かりやすく紹介します。浄土真宗のお墓じまいを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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浄土真宗の墓じまいは他の宗派と何が違う?

浄土真宗は他の宗派と考え方が大きく異なり、墓じまいを進める中で戸惑う方も少なくありません。
ここでは、儀式・供養・お墓のつくりという3つの視点から違いを紹介します。
- 閉眼供養ではなく遷座法要を営む
- 永代供養という考え方がない
- 卒塔婆・五輪塔を使わない
「閉眼供養」ではなく「遷座法要」を営む
浄土真宗の墓じまいでは、一般的な「閉眼供養(魂抜き)」を行わず、代わりに「遷座法要」または「遷仏法要」と呼ばれる儀式を営みます。
浄土真宗では、阿弥陀如来の本願により、亡くなった方はすぐに極楽浄土へ往生すると考えられており、魂がお墓や墓石に留まるという発想自体がありません。
そのため「魂を抜く」という儀式は不要とされ、代わりにご本尊を移すための遷座法要が行われます。
遷座法要でのお布施は、3万円〜10万円程度が目安。金額は寺院との関係性や地域によって差があるため、事前に相談しておくと安心です。
浄土真宗に「永代供養」という考え方はない
浄土真宗には、厳密には「永代供養」という考え方がありません。
永代供養とは、遺族に代わって寺院や霊園が長期間にわたり供養を続けることを指しますが、浄土真宗では故人がすぐに成仏するとされるため、追善供養そのものが本来の教義にはなじまないためです。
ただし、現代では「永代経」という形で、寺院や宗派の護持・発展を願うお経をあげる仕組みが用意されているケースが増えています。
墓じまい後の納骨先を探す際は、「永代供養」ではなく「ご遺骨を長くお守りいただける場所」といった伝え方をすると、住職ともスムーズにやり取りしやすくなります。
参照:真宗大谷派(東本願寺)「永代経について」
卒塔婆・五輪塔を使わない
浄土真宗のお墓では、多くの宗派で見られる卒塔婆や五輪塔は基本的に用いません。
墓石の正面には、家名ではなく「南無阿弥陀仏」や「倶会一処」といった言葉が刻まれることが多く、戒名にあたる法名は法名碑と呼ばれる石に記されます。梵字や仏を表す種子(しゅじ)を彫らないことも特徴のひとつです。
こうした特徴は、極楽浄土への往生をすでに約束されているという浄土真宗の考え方に基づいています。
墓じまいの際は、こうした違いによって墓石の撤去方法や処分方法に配慮が必要になる場合があるため、事前に石材店へ確認しておくとよいでしょう。
浄土真宗の墓じまいにかかる費用の内訳と相場

浄土真宗の墓じまいでは、墓石の撤去費用に加え、遷座法要のお布施や離檀料、行政手続きの費用などが必要になります。ここでは費用の総額と内訳、それぞれの目安をまとめて紹介します。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 墓石の解体・撤去費用 | 10万円〜30万円程度 |
| 遷座法要のお布施 | 3万円〜10万円程度 |
| 離檀料 | 5万円〜20万円程度 |
| 行政手続きの費用 | 無料〜2,000円程度 |
| 総額 | 30万円〜150万円程度 |
墓石の解体・撤去費用
墓石の解体・撤去費用は、面積1㎡あたり10万円前後が目安とされており、一般的な区画(1〜2㎡程度)では10万円〜30万円程度になることが多いです。重機が入りにくい立地や墓石の量・高さによっては、追加費用がかかることもあります。
撤去費用には、墓石の解体・運搬・処分に加え、更地に戻すための整地作業も含まれるのが一般的です。石材店によって作業範囲や単価に差があるため、1社だけで決めず、複数の石材店から見積もりを取って比較しましょう。
見積書に運搬費や処分費が含まれているかどうかも、あわせて確認しておきたいポイントです。
遷座法要のお布施
遷座法要でのお布施は、3万円〜10万円程度が目安とされています。金額は寺院との関係の深さや地域の慣習によって幅があるため、事前に寺院へ相談しておくと安心です。
お布施のほかに、僧侶へのお車代や御膳料が別途必要になる場合もあります。「お気持ちで」と案内されて金額に迷うときは、遠慮せずに目安を尋ねても失礼にはあたりません。
菩提寺との付き合いが長い場合や、これまでお世話になった度合いによって、金額を上乗せする方もいるようです。無理のない範囲で、感謝の気持ちを込めて準備することが大切です。
離檀料
離檀料は、5万円〜20万円程度を目安とする例が多く見られますが、寺院との関係性や地域によって差があり、数十万円規模になるケースも報告されています。
離檀料自体は法律で定められたものではなく、これまでお世話になったことへの感謝を示す意味合いが強いです。あらかじめ相場を把握したうえで、寺院と丁寧に話し合う姿勢が、円満な離檀につながります。
もし相場を大きく超える金額を提示された場合は、その場で即決せず、一度持ち帰って親族や専門家に相談しましょう。冷静に話し合いを重ねることが、後々のトラブルを防ぐことにもつながります。
行政手続きの費用
行政手続きの費用は、改葬許可証の申請にかかる手数料が中心で、自治体によって金額が異なります。例えば横浜市や八王子市では、改葬許可申請の手数料は無料です。一方で、数百円〜2,000円程度の手数料を設定している自治体もあり、金額に差があります。
このほか、現在のお墓の管理者から発行してもらう埋蔵証明書や、改葬先から受け取る受入証明書の発行に、別途費用がかかる場合もあります。
手続きを進める前に、お墓がある市区町村の窓口や寺院・霊園に必要書類と費用をまとめて確認しておくと、二度手間を防げるでしょう。
納骨先ごとの費用を比較

浄土真宗の墓じまいのあとは、ご遺骨をどこに納めるかによって費用が大きく変わります。
ここでは、合祀墓・永代供養墓・樹木葬・本山納骨など、主な納骨先ごとの費用の目安を紹介します。
- 合祀墓・合葬墓
- 個別の永代供養墓・納骨堂
- 樹木葬・散骨・手元供養
- 本山納骨(本願寺派・大谷派)
合祀墓・合葬墓
合祀墓・合葬墓は、他の方の遺骨とともに埋葬される供養方法で、費用は3万円〜30万円程度が目安です。個別の墓石を用意する必要がないため、永代供養の中でも費用を抑えやすい選択肢とされています。
一方で、一度合祀すると遺骨を取り出すことができなくなる点には注意が必要です。将来的に分骨や改葬を考える可能性がある場合は、「一定期間は個別に安置し、その後合祀に切り替えるプラン」を用意している霊園・寺院を利用しましょう。
費用には永代にわたる管理料が含まれていることが多く、あとから別途費用が発生しにくい点もメリットのひとつです。
個別の永代供養墓・納骨堂
個別の永代供養墓や納骨堂は、他の方とは別のスペースで遺骨を管理してもらえる供養方法です。費用は種類によって異なり、目安は以下のとおりです。
| 種類 | 費用の目安 |
|---|---|
| 個別の永代供養墓 | 30万円〜150万円程度 |
| 納骨堂 | 10万円〜150万円程度 |
屋内型の納骨堂は天候に左右されずお参りできる点が特徴で、都市部では特に人気を集めています。永代供養墓は、契約時に定めた期間が過ぎると合祀に移行するタイプが多く、13回忌や33回忌など法要の節目を個別安置の期限に設定している寺院・霊園も見られます。
個別のスペースを長く残したい場合は、その分費用が高くなりやすい点を踏まえて、予算とお参りのしやすさのバランスを考えて選ぶとよいでしょう。
樹木葬・散骨・手元供養
樹木葬・散骨・手元供養は、従来のお墓にとらわれない供養方法として選ばれることが増えています。費用の目安は以下のとおりです。
| 供養方法 | 費用の目安 |
|---|---|
| 樹木葬 | 5万円〜100万円程度 |
| 散骨 | 3万円〜70万円程度 |
| 手元供養 | 数千円〜50万円程度 |
樹木葬は、自然に還るイメージから人気が高まっています。散骨には法律上の明確な規定はありませんが、自治体や地域が独自のルールを設けている場合があるため、実績のある業者に相談すると安心です。
手元供養は、ミニ骨壷やアクセサリーなどに遺骨の一部を納めて、自宅で身近に故人を偲べる方法として支持されています。将来的に手放す時期や方法まで考えておくと、後々の負担を減らせます。
本山納骨(本願寺派・大谷派)
浄土真宗では、遺骨の一部を宗祖・親鸞聖人にゆかりのある本山に納める「本山納骨」という方法があります。
本願寺派(西本願寺)では、大谷本廟への祖壇納骨が可能で、志納金は分骨であれば3万円以上、永代経を含めると6万円以上が目安です。遺骨の全体(全骨)を納める場合は、5万円以上、永代経を含めると8万円以上が目安になります。
真宗大谷派(東本願寺)では、大谷祖廟への真宗本廟収骨が可能で、志納金にあたる相続講金は1体につき12万円以上とされています。
同じ浄土真宗でも、本願寺派と大谷派では納骨先や金額の目安が異なるため、菩提寺がどちらの宗派に属しているかを確認したうえで、本山へ直接問い合わせておくと安心です。
浄土真宗の墓じまいの流れ|7つのステップ

浄土真宗の墓じまいは、他の宗派とほぼ同じ流れで進みますが、遷座法要のタイミングには注意が必要です。
ここでは代表的な7つのステップを紹介します。
- 家族・親族と話し合う
墓じまいは相続や供養に関わる大切な決断のため、独断で進めずに家族・親族の意向を事前に確認しておくと、後々のトラブルを防ぎやすくなります。
- 新しい納骨先を決める
合祀墓・永代供養墓・樹木葬・本山納骨など、改葬先の候補を比較し、遺骨をどこに納めるかを決めます。
- 菩提寺に相談する
墓じまいの意向を菩提寺に伝え、遷座法要の日程やこれまでのお付き合いに対する気持ちの示し方について相談します。
- 改葬許可申請を行う
現在のお墓がある市区町村の窓口に、埋蔵証明書などの必要書類をそろえて改葬許可を申請します。
- 石材店を手配する
墓石の解体・撤去を行う石材店を選び、見積もりを比較したうえで工事日程を決めます。
- 遷座法要を営む
墓石の撤去前に菩提寺の僧侶に遷座法要を営んでもらい、ご本尊やご遺骨を丁寧に取り出します。
- 新しい納骨先へ納骨する
取り出したご遺骨を決めておいた改葬先へ納め、墓じまいの一連の流れが完了します。
離檀料でトラブルにならないための注意点

浄土真宗の墓じまいでは、離檀料や工事費用をめぐるトラブルが起こることもあります。ここでは、円満に墓じまいを進めるために押さえておきたい3つの注意点を紹介します。
- 高額請求をされたときは即決しない
- 家族・親族と事前に話し合う
- 見積もりを比較して費用トラブルを防ぐ
高額請求をされたときは即決しない
離檀料として相場を大きく超える金額を提示された場合は、その場で支払いを約束せず、一度持ち帰って検討することが大切です。
離檀料は法律で定められたものではなく、寺院との話し合いで金額を決めます。納得できない場合は、これまでの感謝の気持ちを伝えたうえで、無理のない範囲での支払いを相談してみましょう。話し合いが難しいときは、行政書士や墓じまいの専門業者など、第三者に間に入ってもらう方法もあります。
やり取りの内容として、日付や金額をメモに残しておくと、後から状況を振り返りやすくなります。感情的にならずに冷静に対応することが、円満な解決につながります。
参照:国民生活センター「【墓地】改葬したいと伝えたら、寺から高額な離檀料を請求された。納得できない。」
国民生活センター「『墓を引っ越しする』と言ったら、寺から高額な費用を要求された」
家族・親族と事前に話し合う
墓じまいを進める前に、家族・親族とよく話し合っておくことが後々のトラブルを防ぐ一番の近道です。お墓は家族全体に関わるものであり、費用の負担割合や遺骨の納め先について意見が分かれることも少なくありません。
話し合いでは、誰が窓口となって寺院や石材店とやり取りするかを決めておくと、連絡の行き違いを防ぎやすくなります。
内容は口頭だけでなくメモやメールなどの形で残し、後から「言った・言わない」のすれ違いを防ぎましょう。
見積もりを比較して費用トラブルを防ぐ
墓石の撤去費用は、石材店によって金額に差があるため、複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。2〜3社程度から見積もりを取ると、費用相場や作業内容の違いが見えやすくなるでしょう。
見積書では解体費・運搬費・処分費・整地費用など、作業内容ごとの内訳を確認してください。内訳が曖昧なまま契約すると、工事後に追加費用を請求されるケースもあるようです。
金額だけでなく、対応の丁寧さや実績も含めて比較すると、安心して任せられる石材店を見つけやすくなります。
参照:国民生活センター「【墓地】墓じまいをしたいが、管理会社から、指定の石材店以外での工事は認めないと言われ納得できない。」
墓じまいの費用を抑える方法

墓じまいの費用は、選ぶ供養方法や自治体の制度を活用することで抑えられる場合があります。
- 合祀墓や分骨を活用する
- 自治体の補助金・助成金制度を確認する
ここでは、代表的な2つの方法を紹介します。
合祀墓や分骨を活用する
合祀墓は個別に墓石を用意する必要がないため、永代供養墓の中でも費用を抑えやすい方法です。すべての遺骨を合祀するのではなく、一部を手元供養や本山納骨用に分骨し、残りを合祀墓に納めることで、供養の形を保ちながら費用を調整することもできます。
分骨には分骨証明書が必要になるため、事前に石材店や寺院に相談しておくとスムーズです。手元にご遺骨の一部を残しておけば、将来的に樹木葬や散骨など、別の供養方法を検討したくなったときにも対応しやすくなります。
自治体の補助金・助成金制度を確認する
自治体によっては、墓地の返還や墓石の撤去にかかる費用の一部を助成する制度を設けている場合があります。
例えば千葉県市川市では、市営霊園の一般墓地を返還する方や親族がいない方を対象に、原状回復費用の助成(普通墓地で21万円〜44万円程度、芝生墓地で7万5,000円)や墓地使用料の一部返還を行う制度がありました。
ただし、こうした制度は予算の上限に達すると受付を終了する場合があるため、利用を検討する際は、自治体の窓口に現在の制度内容を確認することをおすすめします。
浄土真宗の墓じまいに関するよくある質問
浄土真宗の墓じまいでは、費用や儀式の違い、離檀料や手続きについて疑問を持つ方が少なくありません。
最後に、特によく寄せられる8つの質問についてわかりやすくお答えします。
- 浄土真宗の墓じまいの費用相場はいくらですか?
- 浄土真宗では魂抜き(閉眼供養)はしないのですか?
- 離檀料は必ず払わないといけませんか?
- 浄土真宗に永代供養はありますか?
- 本山納骨は誰でもできますか?
- 改葬許可申請は自分でできますか?
- お墓が遠方にある場合はどうすればいいですか?
- 墓じまいの相談は誰にすればいいですか?
浄土真宗の墓じまいの費用相場はいくらですか?
浄土真宗の墓じまいにかかる費用は、総額でおよそ30万円〜150万円程度が目安です。
内訳としては、墓石の解体・撤去費用が10万円〜30万円程度、遷座法要のお布施が3万円〜10万円程度、離檀料が5万円〜20万円程度、行政手続きの費用が無料〜2,000円程度となります。
浄土真宗では魂抜き(閉眼供養)はしないのですか?
浄土真宗では、一般的な「閉眼供養(魂抜き)」は行いません。阿弥陀如来の本願により、亡くなった方はすぐに極楽浄土へ往生すると考えられており、魂がお墓や墓石に留まるという発想自体がないためです。
その代わりに、ご本尊を移すための「遷座法要」または「遷仏法要」と呼ばれる儀式を営みます。
離檀料は必ず払わないといけませんか?
離檀料は、法律で支払いが義務づけられているものではありません。ただし、これまでお世話になった菩提寺への感謝の気持ちを示す意味合いから、慣習として渡すケースが多く見られます。
相場は5万円〜20万円程度とされていますが、寺院との関係性や地域によって幅があります。もし相場を大きく超える金額を提示された場合は、一度持ち帰って検討しましょう。
浄土真宗に永代供養はありますか?
浄土真宗には、厳密には「永代供養」という考え方はありません。永代供養とは、遺族に代わって寺院が長期間供養を続けることを指しますが、浄土真宗では故人がすぐに成仏するとされるため、追善供養そのものが本来の教義になじまないためです。
ただし、現代では「永代経」という形で、宗派やお寺の護持・発展を願うお経をあげる仕組みが用意されているケースも増えています。
本山納骨は誰でもできますか?
本山納骨は、基本的に浄土真宗の門徒であれば利用できますが、本願寺派と真宗大谷派で納骨先や費用が異なります。
本願寺派(西本願寺)は大谷本廟への祖壇納骨で、志納金は分骨なら3万円以上が目安です。真宗大谷派(東本願寺)は大谷祖廟への真宗本廟収骨で、志納金にあたる相続講金は1体につき12万円以上とされています。
改葬許可申請は自分でできますか?
改葬許可申請は、遺族自身で行うことができます。必要な書類は、現在のお墓がある市区町村が発行する申請書・墓地の管理者が発行する埋蔵証明書・新しい納骨先が発行する受入証明書などです。
手数料は自治体によって異なり、無料の場合もあれば、数百円〜2,000円程度かかる場合もあります。
お墓が遠方にある場合はどうすればいいですか?
多くの手続きは郵送でのやり取りが可能です。改葬許可申請の書類は、自治体によって郵送での提出に対応しているところもあるため、事前に窓口へ確認しておきましょう。
墓石の解体・撤去や遷座法要の日程は、現地の石材店や菩提寺と電話・メールで相談しながら決めることもできます。石材店を選ぶ際は、現地調査の写真や動画で状況を共有してくれるところを選ぶと、遠方からでも工事の内容を確認しやすいでしょう。
墓じまいの相談は誰にすればいいですか?
墓じまいに関する相談先は内容によって異なります。遷座法要や離檀料については菩提寺、墓石の解体・撤去については石材店、改葬許可申請についてはお墓がある自治体の窓口が主な相談先です。
全体の流れが分からず不安な場合は、墓じまいをトータルでサポートしている専門業者に相談すると、必要な手続きや業者の手配をまとめて任せられます。窓口を1つにまとめることで、連絡の行き違いや二度手間を防ぎやすくなる点もメリットです。
「笑顔の墓じまい」のように、経験豊かなお墓の専門家が伴走してくれるサービスを活用すれば、初めての墓じまいでも安心して進められます。
まとめ
浄土真宗の墓じまいは他の宗派と異なり、閉眼供養ではなく遷座法要を営み、永代供養ではなく永代経という考え方で遺骨と向き合います。
費用の総額はおよそ30万円〜150万円程度が目安で、墓石の撤去費用・遷座法要のお布施・離檀料・納骨先の費用などが主な項目です。
離檀料は法律で定められたものではないため、寺院との丁寧な話し合いが円満な解決の鍵になります。また、撤去費用は石材店により差があるため、複数社の見積もり比較も欠かせません。
慣れない手続きも多いため、不安なときは一人で抱え込まず、菩提寺や専門家に相談しながら、大切なご先祖様の供養の形を丁寧に決めていきましょう。
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